自律神経失調症、鍼灸師が考える原因と改善策

「疲れやすい」「眠れない」「イライラする」…

病院で検査しても異常がないのに、不調が続く。

もしかしたら、それは自律神経失調症かもしれません。

 

西洋医学では原因不明とされることも多いこの症状ですが、
東洋医学では、五臓の乱れが原因と考えます。

 

特に、自律神経失調症に関係が深いのが「肝」と「肺」です。

 

「肝」は、気の流れをスムーズにし、血を運ぶ役割があり、
不調になるとイライラや頭痛、不眠などを引き起こします。

 

「肺」は、体のバリア機能を担い、不調になると
・不安や浅い眠り
・呼吸の浅さ
・鼻の不調
などが現れます。

 

鍼灸治療では、
これらの五臓のバランスを整え、症状を改善していきます。

 

また、ご自身でできるセルフケアとして、以下のツボ押しがおすすめです。

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【太衝】(たいしょう):
足の親指と人差し指の間にあるツボで、肝の働きを高めます。
イライラしやすい方や、肩こり、頭痛持ちの方におすすめです。

 

【孔最】(こうさい):
腕の内側にあるツボで、肺の働きを高めます。
呼吸が浅い方、鼻の調子が悪い方におすすめです。

 

これらのツボを毎日刺激することで、
自律神経が整いやすくなります。

 

病院で改善が見られない、
薬を手放せないという方は、
東洋医学の考えも参考に、鍼灸治療を試してみてはいかがでしょうか。

 

 

YOUはり灸施術院 岡崎優

YOUはり灸施術院