熱こもり体質を鍼灸師が解説!〜陽熱〜

どうもこんにちは!
鍼灸師のYOUです。

 

今回は、

「身体に余分な熱がこもっている陽熱タイプ」

についてお伝えしていきます。

  • 暑がりで汗をかきやすい
  • 吹き出物がよくできる
  • 口臭や体臭が気になる

 

こんな人は、
東洋医学で「陽熱」という体質かもしれません

 

今回は、その陽熱について

・陽熱とはどういう体質なのか

・陽熱になる原因と解消法

・陽熱に効くツボ

をご紹介していきますので、

 

暑がり体質を治したい、、

吹き出物ができないようにしたい、、

そんな方は、今回の記事が参考になると思いますので
ぜひ最後まで見てください(^^)

 

それではやっていきましょう!

 

 

陽熱とは何か

陽:温める力

熱:熱い状態

 

つまり、
陽熱とは「身体に余分な熱がこもっている状態」ということです。

 

この陽熱、余分な熱がこもっている状態になるとどうなるかというと

・いつも暑がり

・汗をかきやすく、脂っぽい

・吹き出物がよくできる

・顔が赤い

・口臭や体臭がきつい

・便やおならが臭い

 

このような症状が出てきますので、
この中でいくつか当てはまっている人は陽熱タイプになります。

 

このタイプの方は、
身体がガッチリして太り気味で、髪の毛が脂っぽい特徴があります。

 

陽熱になる原因

陽熱になる要因としては大きく2つに分かれていて
ストレス食事です。

 

・ストレス:体の気の巡りが滞って熱の循環が上手くいかず熱がこもる。

・食事:飲酒や高カロリーな食事、辛いもの、暴飲暴食、居酒屋に行くとよく見られます。

 

この陽熱状態を放置すると
胃腸炎などの消化器系の病気心筋梗塞などの循環器系の病気のリスクがあるので、注意が必要です。

 

 

陽虚の改善法

食事面:飲酒を控えて、味の濃い高カロリーな食事は控えてください。
外食は味が濃いものが多いので、外食を控える。

逆に食べてほしい食事は涼性、寒性の食事です。

 

涼性、寒性の食材


緑豆、葛、セージ

はと麦、小豆、豆腐

にがうり、セロリ、きゅうり、冬瓜

いちご、バナナ

アサリ、かに、昆布

鴨肉、チーズ

醤油、塩、味噌

緑茶、麦茶


 

ストレスの解消:おすすめは運動。汗を流す程度で。体臭予防にもなります。
毎日の習慣が必要なので、運動する時間を確保しましょう!(時間管理が重要です)

 

 

陽虚に効くツボ3選

飲食に関係がある「胃」、ストレスに関係がある「肝」のツボを用いていきます。

 

①『解渓』かいけい

場所:足首のシワの中央の凹んだところ。
押すと痛いと思います。
30秒間ぐりぐりしていきましょう!

※このツボは胃経のツボで胃の熱をとる働きがあります。

 

②『行間』こうかん

場所:足の指の親指と人差し指の間を少し入った所。
挟むように押すと痛いと思います。
30秒間ぐりぐりしていきましょう!

※このツボは肝経のツボで肝の熱をとる働きがあります。

 

③『合谷』ごうこく

場所:親指と人差し指の延長線上で重なった所から少し人差し指より。
押すとズーンとします。
30秒間ぐりぐりしていきましょう!

※このツボは気を巡らせて、体の上部の熱の循環を促してくれるので熱がこもりにくくなります。

 

 

まとめ

ということで、身体に余分な熱がこもっている陽熱タイプについてお伝えしました。

 

このタイプの方は、食事などの生活習慣が大きな原因となっていますので、食事を控えるというのが一番効果的なので、普段の生活を見つめ直してもらったらと思います。

 

薬膳の世界では、
『人の身体は今食べたものが半年後を作る』
と言われています。

 

また今回の養生法やセルフケアをしたけど変わらなくて困っている方は
鍼灸治療でも、痰湿を解消する手助けができますので
施術に興味がある方は当HPよりお問い合わせください。

 

最後まで見ていただいておりがとうございました!

 

YOUはり灸施術院