【五月病】東洋医学で原因と対策を徹底解説

 

「GWが終わったのに、なんだか気分が晴れない…」

「やる気が出ない…」

 

 

 

もしかして、五月病?

ブログ画像

連休明けに陥りやすい五月病は、
放っておくと日常生活に
大きな影響を及ぼすことも。

 

 

東洋医学では、体の不調の原因を
「内因」と「外因」に分けますが、
五月病は主に「内因」が関わっていると考えます。

 

「内因」とは、
喜・怒・思・憂・悲・恐・驚という
七つの感情(七情)が過剰になることで、
内臓に影響を及ぼすこと。

 

 

五月病の状態では、
新しい環境や人間関係、仕事などに対し、
あれこれと思い悩む時間が増えがちです。

 

この「思」という感情が過剰になると、
東洋医学でいう「脾」という臓器を傷つけてしまうのです。

 

脾は、食べ物からエネルギーである
「水穀の精微(すいこくのせいび)」を作り出し
全身に送る役割を担っています。

 

この「水穀の精微」は、
体の恒常性を維持するエネルギー「気」の源。

 

つまり、脾の機能が低下すると、

  • エネルギー不足で疲れやすくなる
  • 食欲不振になる
  • 免疫力が低下し、風邪を引きやすくなる

といった症状が現れやすくなります。

 

 

さらに、「思」の感情が過剰になると、
精神や意識をコントロールする役割を持つ「心」も傷つけてしまいます。

 

東洋医学では、心は精神活動の中枢と考えられており、

 

心が傷つくと、

  • 精神的に不安定になる
  • 不安やイライラを感じやすくなる
  • 不眠に悩まされる

といった症状が現れることがあります。

 

 

これらのことから、
東洋医学的な観点で五月病を考えると、

 

「思」の感情の過剰 
    
脾の機能低下による気の不足
    +
心の機能低下による精神活動の不安定

 

という状態と捉えることができます。

 

 

では、五月病を改善するためにはどうすれば良いのでしょうか?

 

 

東洋医学では、

「脾」と「心」のエネルギーを補うこと

が大切だと考えます。

 

 

当院では、丁寧な問診であなたの状態を把握し、
五臓のバランスを整える鍼灸治療を行います。

 

 

脾と心の機能を高めるツボを刺激し、
気血の流れを改善することで、五月病の症状を緩和し、心身ともに健康な状態へと導きます。

 

つらい五月病、我慢せずに当院にご相談くださいね。

 

 

YOUはり灸施術院 岡崎優

YOUはり灸施術院